第86章 紡ぎ
まずはクゥーを出し、エクセリオンブレードへの変化をゆっくりにして見せてもらった所…下記のことが分かった
クゥー→足が柄、足と翼以外(頭)が鍔、翼が刀身となり羽が峰に集中する(硬い)
シグマ→クゥーの内側に入り込み、全身を主軸とすることで水の刃の基点となる(柔らかい)
ジェイド→刀身の切断する面、刃先のみに宿り、刀身全体に熱を加えることでウォータージェットによる切断力に上乗せし、羽からの噴出力を上げて加速させる
水の神器であるシグマが何にでも変化出来て柔軟性がある為『主軸』形成、
水の神霊であるクゥーが物質化出来て硬質化も出来る為『外側の刃』形成、
火の龍神であるジェイドが火そのもの(2代目原初の始祖神ケイトの心)である為『熱波』形成、それら(上記2つ)の本質を支え最大限の力を発揮できるように束ねた
シグマとクゥーで日本刀と同じ造りを再現しており、折れず曲がらずよく切れるという特性を実現している
見た目上は、柄にクゥーの足の、柄頭に左右五本爪の、鍔に頭の、峰に翼の意匠がある片刃の脇差
切れる断面のみにジェイドが宿り、切断と加速の二つを補佐して助ける
水である為、平常時は透明で目に映らないが、
神の力の結晶である為、力を込めれば刀身が白く光り、一様に幻想的な神々しい見た目へと変貌する
全長56cm
刀身42cm
反り0.5cm
柄14cm
人間換算しての計測数値だが…小人族にとっても片手で柄を持てる
後々…大ブレイクを果たした
なりきりセットで流行った
そして――言うまでも無く、ハロウィンセットで
未来のケイト「ぎゃあああああああああああああああ!!!;」
未来のケイトからの断末魔が響き渡ったが、仔細は察して欲しい…;←4401ページ参照
結局…ローブとエクセリオンブレードで1セットとして売り出されたとか……
凝縮している為、途方も無い威力と効果を発揮できるのだと――
ケイトがゼノンと同じ魂である為、名義上エクセリオンブレードと呼んでいるが…
どんな名前を付けるかな?^^;
ケイト「え!?;名前!!?;」ぎょっ!!
また!!!?と言わんばかりの反応に、アイズは目を丸くして首を傾げていた
後に…その脇差はウィービングと名付けられ、それは方々に知れ渡ることとなった――
ケイト「いいやあああああ!!;」頭抱え
