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Unlimited【ダンまち】

第86章 紡ぎ





実は、創世神の膜からは、原初の始祖神は出ようと思えばいつでも出れる


だが…
出てしまえば、全ての実在化のエネルギー供給が無くなる為、原初の始祖神以外の全てが消えてしまう

その為、出る訳にはいかないという結論が出てしまっている



「癌」、「隠れ癌」
それらは共通して、自覚型であれ、無自覚型であれ、つくづく自分本位で、相手の気持ちを考えない奴
自らを大事に想い、大事にしてくれる人達の、負担や迷惑に対して、何の配慮もせず、動きもせず、お返しも何もしないままに、平気な顔をしてその人達が死に至るまでたかり続けていられる人達のことを指す…


霊体と魂は各々干渉し合い、相互に浄化を及ぼし合っている
それに伴い、ケイト=2代目原初の始祖神が霊体と魂の浄化機能を2倍にしていることから、1人につき4倍にまで跳ね上がっている
そして、それに伴い、癌が発する癌の闇もまた、同様に光とは対極である為、表層や周囲に渡る分は4分の1となる
それと同時に、拡がる速度もまた同様に4分の1となる

つまり…


魂と霊体の強度、癌の闇に対しての免疫機構=浄化機能が4倍になる
効能:癌の闇を跳ね返すよ!
癌になり掛けたけれど治った!

癌の闇が拡がる速度、癌に至るまでの進行速度が4分の1となる
効能:やった!動きが遅い!これなら安心して逃げれるよ!
気を付けていれば内側にまで侵蝕しないよ!やったあ!癌になり掛けることも無い!


それぞれ…

外から来る癌の闇を、体(霊体と魂が一体化した状態=この世に置ける幽体)が跳ね返すイメージ
癌の闇が接触したけれど、常に送られ続けている実在化の中に原初の始祖神様の力(実在化の力と自浄)があるから治るイメージ

癌の闇が拡がる速度、移動スピードが遅い、それにより安心して走って逃げれてるイメージ
癌の闇に触れていても、気を付けてさえいれば内側にまで入っては来れないように防げてるイメージ

それらが――原初の始祖神2代目(ケイト)が行い続けている仕事である



霊体に影響を及ぼせるのは、霊体を持つもののみ=この世で生きているもののみ

つまり…ケイトが居なくなれば、死ねば……これまで受け続けていた16倍もの恩恵が無くなり…
ぎゃー!!早い!!
誰か助けて!!


免疫は弱くなり、更に病原菌に勢いが付き、避けたくても避けられないことになると言う訳だ


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