第86章 紡ぎ
実在化の力は変わらない
だが、中身が闇の場合、膜の光が相殺されて減弱化する為、余剰分を追加で送らなければならない
その為、闇が深ければ深い(魂の階層が下であればある)程、始祖神の魂の削られ具合が酷く増す
癌へ加担した者達も全て例外なく癌となり、同様に増し、必ず消滅する←3868,5012ページ参照
『削られ具合』とは、その実在化に置ける『削られる量と質の差異』を指す
癌に相対すると吐き気を催すのも、一種の防衛反応←5008ページ参照
距離を置かなければ耐えられないという、魂からの拒絶反応に過ぎない
ケイト「人を見ないで好き勝手にしておいて、
かえりみないまま放置して、笑ってやりたい放題続けるから
目的が人の為であれ、人の幸せの為であれ、肝心の人を見なければ一方通行(押し付け)でしかなく、幸せになんて出来るはずもない
その言動をかえりみないまま放置して、笑ってやりたい放題を続けるばかりか、それを善だと凝り固まれば…正せる部分も、正せる訳も無い
癌を助けられないのは…同じこと
罰は、やった本人に負わせるべきものであって…
それを庇って肩代わりした人間に、負わせるべきものではないんだよ
ましてや――その庇ってくれた人間を守ろうとさえもしない、癌には…正当に負わさなきゃ、歪みにしかならない
庇うことは、負わなくていい、罪人なんかじゃないと歪めることは…癌への加担であって、癌以外になれない存在へと…変貌させてしまう
だから言ったんだ…人殺しと
闇として完成した中身は、癌として完成した中身は、
全ての魂の膜を破り、全ての魂の中身を消失させ、全ての世界を差別無く消滅させるから
洪水
マグマ川
噴火
地震
地割れ
地雪崩
氾濫
雪崩
氷河期
滝雨
津波
地殻変動
隕石
色んな手段があるからね…」キラキラ
フィン「何でワクワクするんだい?;」
ケイト「人を見ず、自らのしたいようにし、したことに一切の責任を取らんろくでなしとなるな
悪しき癌を庇うな
そのものの為に動くな
って言ってたから
悪い奴だけ一掃する訳だし
清い人は守るし入れるように率先してしてくれるらしいから
仕方ないよ
そうでもしないと守れない
この世も、世界も、全部
悪しき人が汚染を拡げてるんだから、それだけ流すって言ってたし
大災害が起こる、ってさ」