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Unlimited【ダンまち】

第86章 紡ぎ





精霊王「………決意は固いようじゃの」

ケイト「………気持ちは…同じだろ?」苦笑くしゃり

精霊王「うむ…
ならばよい

いってこい!

待っておる」
ケイト「おっす!!(敬礼)←右拳を胸に叩き付ける←2646ページ参照

え?誰が待ってるの?」

テロップ『お・た・の・し・み♪☆』

ケイト「は?何だよそれ」

テロップ『お・た・の・し・み♪☆』


ケイト「………まあ…
いっか

なんなりなるか…ふううう(嘆息)
(多分、未来のことも全部見えてて言ってるんだろうし)

頑張ろ」たっ!


アリア「いってらっしゃい…あなた」微笑

アイズの元へ走り出すケイトを見て、言葉を掛けた…ある人(英雄アルバート)と重ねて――



私欲に染まった力は汚染されて闇となり、全てを汚染し、汚し、穢し、死の世界となる
実在化の妨げとなる、だから闇を世界全体に蔓延らせることが禁則事項として定められた←4553,4613ページ参照

世界の終わりは近々←4920ページ参照
ラファエルが教えてくれた


人類は存在するだけで汚染を続けている
どれだけ浄化を施したとしても元の木阿弥だ
だから起こるんだろう、ハルマゲドンが、世界の終末が

人類が、自らで、自らを、滅ぼすのだ

選別は済ませてある
キリストが、人類が施す汚染を中和させる為に遣わされたが、所詮…元(人類)を断たねば減るはずも無し



削られる
文字通り精神がという意味合いだ

実在化における魂へ送る分量は皆同じ
綺麗に等分されている
へその緒や膜同士が触れた時に、どちらかの強度が偏っていれば破裂してしまうから
魂も同じこと

では何故、必要量が増えるのか?
闇は自前の中身のせいで、光である実在化の影響を受け辛い
ただでさえ中身の闇によって相殺され掛けている
強度を上げるにせよ、中身によって反映されているので、闇を希釈して強度条件を平等、つまり同じにするには闇を相殺するレベルの分量を送りながらも強度はぴったり同じにしないといけない

つまり
闇を実在化させる方が削る分が多くなるとは、
膜とへその緒が光であるのに対し、中身が闇である為、ある程度削られてしまい、強度に他者と差が生じてしまう
その為、膜とへその緒のみ強度を上げる必要性がある為、削られ具合が跳ね上がる
という寸法だ


精神的にも魂的にも削られるのでしんどい


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