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Unlimited【ダンまち】

第85章 エラー





お題:癌を一言で言い表して下さい
どんっ!

撮影現場か何か…
クイズ番組のような机に向かわされて、白い書き直しが出来るプラカードを眼前に置かれている

その中で、テレビにでかでかと表示されたお題に対し…各々行動に起こした


…え?答えるのかい?;←周囲の観察に意識を向けていたが、横で素直に書き始めるケイトを見て中断する


ケイト「軽薄」とんっ←プラカード立て掛ける
フィン「たかり屋じゃなく?」訝し気

ケイト「いやまあそれも正解なんだけれどもさあ…
堕落とか破綻者とか浮かんではいるんだけれども……
配慮が欠けてると言うか、浅慮と言うか……

でも…その中でも一番はこれだよなあって思ったんだよね


始祖神様が言い出したと言うか、教えてくれたことなんだけれども……

私も…尤もだと思ってさあ
……軽薄(ぽつり)


関心が無いってことだからさ…自分の欲と感情を満たすこと以外に」

フィン「なるほどね…
軽いか……」

ケイト「だから見えないし、人から指摘されるまで見ようとも考えようとも知ろうともしないのかなあって…
その人の現状とか、危うさとか、恩を返す(助ける)よりも自分を優先する所とか、興味を抱く所からしない理由はって考えたら…

やっぱり…ねえ?^^;」

フィン「なるほど…
合点が行ったよ(くす)

でも…(きゅぽ)←ペンの蓋を取り
(きゅきゅきゅ)←書く

僕は変わらず、これを推していくつもりだよ」微笑とんっ

ケイト「堕落だよねえ…やっぱり」

フィン「ふふふっ^^
言ってたろ?現役の滅神が」片目瞑り微笑み掛ける←3615,3835,4767ページ参照

ケイト「言ってたねえ…懐かしい^^」くすり

フィン「確か始祖神は、(自分の正当化の為に)凝り固まった自己中と言っていた気がしたけれど…」

ケイト「あー…
一言で、とあったから最もしっくりくるものを話し合って決めたんだよ」

フィン「そうか
納得の出来る答えを出せてよかったね」微笑

ケイト「うん!^^」にこにこ頷く


アナウンス『各々答えが出ました所で判定をどうぞ!!!』

ピンポンピンポンピンポーン!!♪
ア『正解!2人共正解でぇ~す!!』

フィン「ふっ、当たり前だね」瞑目微笑

ケイト「わかり切ってることだしねえ」プラカードに書いた字を消す

まだ続ける気かい?;(ぎょっ!)


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