第85章 エラー
次から次へと湧いて出てくる敵、モンスターたちを
ケイトが切っては投げ、切っては投げを繰り返している内、ようやく精霊王が出てきました
ケイト「じっちゃん!これ一体なんだ!!?」
精霊王(始祖神)「モンスターパンデミックじゃあああ!!」
ケイト「モンスターパンデミック!!?;」
精霊王「1500年に一度あるというモンスターの大氾濫じゃあああ!!
って何しとる!!?モンスターの倒し方には方法があって
ケイト「魔力に変換するようにして倒した!もう復活はしない!!」
精霊王「なるほど、その手があったか(ぽん!)←手を打つ
魔法を吸収して強化する類のタイプじゃ!精霊は絶好の獲物じゃ!!」
ケイト「純粋な神の力が必要ってことだな!わかったあ!!」
ばっ!!
よくよく見ると――その剣は、水が鞘になっていて、火が中央にレーザーブレードのように展開されており、斬った対象のみに効果を発するように常に鞘付きで起動されていた
精霊「頑張れ!!」
精霊「頑張れえええ!!」
精霊王「精霊たちよ!力を貸してやってくれ!!」
「始祖神様!!」
『頑張れ!』
『頑張れ!!』
ぽおおおおおっ←精霊達が発する光が粒となってケイトへ集まっていく
精霊王「頑張れケイトおおお!!
3食食事もつけるぞ!何泊してもよいぞおおお!!
ここがお前の帰る家じゃあああ!!!」
精霊王(滅神)「何やってんだい!!!」
精霊王(始祖神)「ひっ!」
精霊王(滅神)「避難誘導が先じゃないのかい!!?・・」ごごごごご
ケイト&じっちゃん『申し訳有りませんでしたああああ!!』土下座←フィンとばっちゃんへ一斉に謝罪する
フィン「いや…何も言ってないんだが?;」たらーり困惑
ケイト「いや…つい条件反射で;」たらーりぷるぷる震え
精霊『定番!><』←プラカードを掲げる
精霊『十八番!><』←もうひとりが掲げる
精霊2人「!!?・・」ぎょっ!!
だっ!←右へフェードアウト
ばく!ばく!←右に向かって竜のモンスターが画面ごと喰らおうとする
精霊達『きゃああああ!!』脱兎の如く散り散りに
『!』
ケイト「シルフィード!」
リュー「風よ!」
共に精霊たちを始祖神の精霊王の背後、一箇所に集める
ケイト「風はお前の得意分野だ、主導権を移す
リュー!逃げ遅れた精霊たちの避難を!!精霊は無数にいる!」
リュー「ええ!!」
