第85章 エラー
神々しい光と共に、外へ飛び出たケイトへ目を見やる
凄まじい温もりと共に伝わってくる光(想い)――
その中に、目を凝らすと…
ケイトの姿が変わっていた!!
3対6枚の翼を持ち、その内の2枚で頭を、2枚で足を隠し、残りの2枚で羽ばたいている
あれは――
あの、姿は――――
アスフィ「……(口が震える)
熾天使…?」
ケイト「え?
なにこれ?
え?え?え!!?」
始祖神「わたしわたし♪」キラキラ←自身に向けて指差す
ケイト「お前かあああああああああああ!!
セラフィム(熾天使)の正体はあああああ!!」
始祖神「………やっちゃった♪」てへっ!
ケイト「てへじゃねええええええ!!
そんで残してどうすんねん!!!!
周りの人どうなってた!!?迷惑考えろ!!」
始祖神「失礼な!!
皆涙流して喜んでたわよ…………
多分←小声そっぽ向き
ケイト「何事かって思われてんじゃねえかぁああああ!!」←霊視した
だって非常事態だったんだもの!!仕方なかったのよ!!」あわあわ
ケイト「あ…そっか
なら…まあ…いいか
ごめん、荒立たせて;」
始祖神「ううん…
それより感想は?(キラキラ)
(嬉しい?嬉しい?嬉しい?」キラキラ←心底お揃いになって嬉しそう&喜んでもらいたい一心
ここで…ようやく、見た目の変化について認識し直した
創世神の膜のローブの形状がスリット入りの袖無しベストになっている
残りが羽根になった
膝から股下3cmまで横側と前側にスリットが入っている
尻は覆われていて、後ろにはスリットが入っていない
肩部分は三角筋の上半分を覆うぐらい
首周りは空いており余裕がある
身幅:60cm
着丈:前90cm、後100cm
肩幅:62cm
裾幅:60cm
大分すっきりした見た目
鼻先まで覆っていた襟が天輪(天使の輪)を除いて頭を覆う翼に、肩甲棘の内側部分(下角から垂直に上に当たる部位)から
手の甲まで覆っていた袖が地面から見て8度にやや下気味に伸びて腕を覆う翼に、肩甲骨の下角の一番下の根本から
膝から踝(くるぶし)まで覆っていた裾が地面から見て60度に下に伸びて足を覆う翼となって、第11肋骨(下角から垂直に下に当たる部位)から羽根となって生え揃った
天輪(透明な白い光)はそのまま
テロップ『ケイトは今の状態を理解した!!』キラーン!!
