第84章 竜の巣
ケイト「そ…そうなんだ;」
フィン「浮かない顔だね…」
白竜(ピー助?)「きゅ?」
ケイト「どうしよう…世界各国がピー助祭りに;」わなわな
フィン「あー…;」
リヴェリア「そっちの問題が付きまとうか」
ガレス「大問題じゃな」
ティオナ「渓谷だけに留めておいたらいいんじゃない?」
リヴェリア「あっという間に溢れ返るぞ;」しかめっ面
ティオネ「馬鹿ティオナ、もう少し考えてものを言いなさい;
第一…そんな広い場所なんて………
……」じいいい
ケイト「へ?」
ティオネ「そうよ!!
あんたの神速艇よ!!それを応用して巣でも作ったらいいじゃない!!
ここは神域なんだから!」
ケイト「いや、役目を終えたって言われてるんだけれども;」
ティオネ「じゃあ作りなさいよ!!
10でも100でも200でも!あんたならそれが出来るでしょ!!」
ケイト「う…‥ん;
可能なんだけれども……;
問題の先延ばしをしてるだけのような気が……;」たらーり
『……確かに;』こっくり←深く頷く
ティオナ「広い場所が必要だよね;」
アイズ「うん…」
ケイト「アイズ、大丈夫?辛くない?
竜種だけど」
アイズ「うん…
平気……
悪い子達じゃ…ないから」くす微笑
『きゅーきゅー^^♪』20匹ぐらいアイズに擦り寄りまくっている
アイズ「【慈しむ者】に…変わったから」微笑
ケイト「えっと…?←今一よくわかってない
なら、よかった(微笑)
(幸せそうだし」
アイズ「うん…^^//」にっこり
『!!//』ドキッ!!
ケイト(少しでも…力になれているのかな?//)ぽりぽり←視線を逸らしつつ右人差し指で頬を掻く
ティオナ「ね…!
ここ、全ての水脈と繋がってる感じがする!
もしかして守られていたのってそれでじゃないかな?
現に藻が一杯だったし」
アイズ「うん…ティオナの言う通りだと思う」
ティオナ「いっそさ、ここを水中迷宮にして、そこを住処にしちゃえばいいんじゃない?
それで、卵を産むのはその中でだけにして
それから出るのはある程度の数だけって絞っちゃえば」
ケイト「それ名案!!凄い!」
ティオナ「どうだー!!//」えっへん!ふふんっ!!←瞑目し胸を張る
ティオネ「ティオナにしてはまともな意見なんじゃない?
…‥胸の割には」
ティオナ「何だってえええ!!?」ぷんすか
