第78章 火の都
『はっはっはっはっはっ^^』
皆、笑みを浮かべていた…
当時のエピメテウスとの会話
↓
ケイト「お前は、原初の火と一体化している
穢れていったのも
そればかりに目が行ったのも、それ関連だろ(きぱっ)
お前は穢れに振り回された、原初の火は浄化を持つが故に穢れを引き付けちまった
どっちも被害者だ
誰も悪くなんかはねえんだよ
だから…報酬は受け取れない
だって手柄欲しさでやったんじゃないんだし
…(くるっ)←皆の方へ振り向く
な?^^」
フィン「…(くす)
ああ…そうだね」微笑
ケイト「そうだなあ(にまにま)
何かくれるってんなら海産物が欲しいなあ」
『…え?;』
ケイト「海の傍だろ?
しかも海域も違うだろ?
さぞかしうんまいのがあるんだろうなあああ
海の方(オルガノ)は沖のだろ?
で、空の方は肉だろ?
陸の方は木の実が主だろ?東側だけ海に面してるけど
海辺のもんは少ないんだ
海辺のってさ、貝のお吸い物もうまかったんだ
旨味が溶け込んで実もぷりっぷりでさあ
こっちの海域もまた違うのが取れるんだろ?
楽しみだなああああ」
じゅるり←溢れる涎を飲み込む
『……・・;』
ケイト「おいしそおおおおお(キラキラ)
なあ!なあ!
こっちのうんまいの渡すからさ、そっちのうんまいの頂戴よ!
交換こしよ!
公平に!」ずいずいずいっ!!
プロメテウス「あ、ああ…」
エピメテウス「ぷっ)
はっはっはっはっはっ^^
いくらでもやってやる」
ケイト「ぱあああ)←キラキラ
やったああああ!^^(拳万歳&大ジャンプ)
やった!やった!!
あ、そうだ!
そっちの国民にも安価で売ってね?
うんまいの、皆で一緒に食べよう!
きっとさ!楽しいよ!^^//
食べれるようになったらさ、モチベーション上がるもん!」キラキラ
夢みたいだなああ
楽しみいいい
そう、何度も何度も言うケイトに…僕等は笑った
その後に…
エピメテウスが旅立つことになるとは、当時の僕は思わなかった
救国の英雄として、ここに居座る気でいるものだとばかり思っていたから―
穢れた天の炎が浄化された瞬間、国の壊れた箇所が全て直っていった
その余波だけで…
緑は蘇り、木々は生い茂り、花々も急成長し、全てが蘇った
炎人となった者達も、当時の――『人の姿』へと