第78章 火の都

そう想いを馳せる中…ケイトは事後処理として、各所を駆け回っていった

アポロン・ファミリアの所へ寄ったらしい
が、そこでもまた珍道中があったそうだ…；


ケイト「病気だろ」
アポロン「」ぐっさあ

ケイト「今に始まったものじゃない」
アポロン「辛辣！！
ぐふっ」どさっ

ケイト「私に声を掛けたと思ったら、また別の女に言うし」
ぐさ

ケイト「そして次は男にまで声を掛けるし」
ぐさぐさ

ケイト「その節操の無さを何とかしてたらなあ」
アポロン「しくしく」ずうううううん


ケイト「ま、兎にも角にも…だ

お前にその気があるなら、だけども…さ
オリンピアの警護、頼りにしてるよ？」
アポロン「任せろ！！

君臨してみせよう――
恋の神として！」両腕を拡げる
ケイト「太陽の神はどこ行った？」じと目

ぷっ←思わず笑みが零れる


ケイト「ま、それはそうと…
プロメテウスのこと、よろしくな？」
アポロン「うむ！任せておけ！

所で…プロメテウスは、どっちだ？
姿を見たことがないんだが」
ケイト「あー…

女だよ？」
がっしい！！←両肩を掴む
アポロン「褐色か？ロリッ子か？タレ目か？それとも…//」はすはす
ケイト「気色悪いわああああ！！」右上段回し蹴り
顔面を地面に叩きつけた

ケイト「ちったあ学習しろ！」ふんすっ！！
チーン…←アポロン沈没
ヒュアキントス「アポロン様！！？；」


帰りの船の上
エピメテウスが放浪の旅に出ることを、ケイトから聞いて知った

本人が直々に教えてくれたらしい…


ケイト「生きていくには、一人の時間も大事だよ

あいつは十分、国の為に尽くした
自由にしてやんなきゃ」

リヴェリア「勧誘はしないのか？」
ケイト「しない！
本人から言い出されない限り、誘わないよ？

だって…弱みにつけこんでるみたいでやなんだもん」

ティオナ「ね？^^」
『ふふふっ^^』

リヴェリア「ふっ、実にお前らしいな」
アスフィ「ええ」
リュー「本当に」
アイシャ「流石だよ！私には出来ない^^」

アイズ「大好き//」微笑
ぎゅう
ケイト「アイズ？」きょとん
ティオナ「私だって負けてないよ！//」微笑キラキラ
ぎゅう
ケイト「ちょっ；」
アスフィ「妊！娠！しているのでお手柔らかに！！！」

ケイト「ありがとう、アスフィ^^；」
アスフィ「全く」ふんすっ！溜息