第78章 火の都

無事でいてくれ、ケイト！！

そんな想いをよそに…
深い霧に包まれると共に、皆が皆共に深い眠りについていた

それもまた…本隊の能力で……


「龍神の巫女おお」
「愛娘よおおおお」
ケイト「押し売りへし売りお断りいい」
『あいよお』くるっ
「って何でだああああ！」ばっ！
ケイト「お帰り願いやーす」目を瞑ったまま手を振る
「こっちの話を聞けええええええええ！！」

ケイト「うっさいなあ（しぱしぱ）
誰だよもおー」こしこし←目を擦る
「お前が話の腰をバキバキへし折るんだろうが！！」
ケイト「こちとら眠いんだよ！邪魔すんじゃねえ！！（かっ！！）
安眠妨害！！」
「それこそ知るか！！」かっ！！

リュー「？騒々しいですね」

アイズ「何か……あったの？」
ケイト「眠たいから寝る」
リューとアイズをハグし間に入り込んで寝る体制にはいる

「人の話聞けやああああ！！」
リュー＆アイズ『骸骨！！？』ぎょっ！！


くそっ！
間に合ってくれ！！

決死の表情で駆けつけること、数分ー


フィン「ケイト！無事か！！？」ばあんっ！！

リュー「酒盛りを始めてます」困惑気味
ずさああああああ！！！！←駆け付けた皆がズッコケる

フィン「何をやってるんだ！！？；」
ケイト「いやあ、こいつら中々苦労してきたみたいでさあ
聞いてやってくれよお
中島ブルース」ひっく
フィン「誰だそれは！！？；」

リヴェリア「妊婦が酒等」顰めっ面
リュー「大丈夫です、酢と取り替えてますから」
アイシャ「？じゃあ何故酔っているんだい？」

リュー「多分――空気のせいかと；」
『どういうこと…？；』

その時、一同は挙って思った――


意味がわからない……；

と



その折、死ぬほど聞いて満足したらしい骸骨は成仏し、光へと消えてった

ケイト「あの世でもお達者でー（手を振る）

ふああっ
朝日が眩しいぜ」キラン

イリア「……この人は――凄いんですか？凄くないんですか？」始終困惑

『知らん』


ケイト「さーて、一眠りしよー
ふあああ（伸び）

すーすー」熟睡中

テロップ『満足してもらうまでは成仏させない派！』


一件落着となった訳だが…

ケイト…
済まないんだが…

誠に申し訳ないんだが……

後数分もしない内に、オリンピアに着くんだが……；



うん…寝させてあげようか；済まない；