第77章 新時代の幕開け
創世神が原初の神々に分かたれた際、それに応じて各々の役割もまた分かたれた…
始祖神(主軸)
・素直(心そのもの)
滅神
・向上
邪神
・過敏(闇に対して)
清浄神
・理論
廃棄神
・完璧(主義)
世界神
・実直
調停神
・土台(縁の下の力持ち)
時空神
・献身
ケイトの、成分のバランスが、始祖神本人、創世神本人
違いが全くない
100%のそっくりさん
始祖神「さあ!
飛び込んでおいで!!^^//」ばっ!←両腕広げる
うっとりキラキラと表情を輝かせる始祖神(魂、光の玉)に…
だっ!!←有無も言わさずダッシュで駆け寄り
ケイト「ライダァァァー!キィィィイック!!!」←右飛び蹴り
どごぉぉぉんっ!!
フィン「!?;」ぎょっ!!瞠目&幾度か瞬き
ケイト「別個の存在でい!」ふんすっ!!←腰に手を当て胸張る
始祖神「だからいいのよおおおおおおおおん////♪」キラキラキラキラ
ケイト「!;」たじっ!
強張った表情で後ずさる
うん…気持ちはわかる、痛い程…;
どちらの気持ちも…ね?
始祖神からすれば、笠に着て何でもして始祖神の責任にすることも出来るだろうに、全くしないことに好感を抱いている
ケイトからすれば、癌化しない為に気を引き締めていたい、同一人物と言われても困惑する
全ての歴史は…9847億年
その内、100%そっくりさんが生まれたのは『今回のみ』
『初めての事例』なのだという…
そりゃあ…大事にも思うだろうね
フィン「仲間の為だとか、そんなの(仲間への想い)を理由にして、自分の責任を蔑ろにする為に使う「癌」が嫌い
仲間をだしにして好きにしたいだけだ
僕は…さ
君の、そういう素直で、真っ直ぐな所が好きなんだ
どんなに嫌いでも、憎くっても、絶対それを理由にして、蔑ろにしようとなんてしない
だから……君が好きなんだ
誰よりもね?
僕は――世界中の誰よりも、君を信頼しているから」微笑
ケイト「!(瞠目)
ふっ……←口角上がる
たとえ――どんな世界でだって、どんな姿に変わったって
必ず――お前を見つけて、愛するよ//」微笑
比喩じゃなく本気で言ってるのが凄い…////
ケイト「伴侶は…お前だけがいい」
ぎゅうっ
ケイト「ありがとう…」恍惚笑み
やっと…こっちを見てくれた
でも……