• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第77章 新時代の幕開け





衣服も体の一部
『体内』での発現である『覚醒融合』を、敢えて『一部分(体表)のみ』に押さえ込んだ

ちなみに靴は…裸足だが、力により全く痛くないらしい


体表のみと書いたが、厳密に言えば『皮膚の表面』だ
髪も体表の一部と捉えているらしく…体外に突き出ていることで、覆う為に『発光』という現象が起きている

そもそもが、とんでもない破壊衝動に身が駆られるのは、無限大の力で脳が活性化され過ぎた結果
だから…無限大の力の『全て(体内体外込み)』を、陽炎ごと『体表のみ』に押し留め、必要に応じて一か所のみに無限大の力を送り込む、そして即座に切り替える

『貫頭衣』の役割は、体表に収まり切らない分を貯蓄する『バッテリー』兼、体内への影響を押さえて保護する『鎧』兼、体外への放出を防止する『ストッパー』だ



解除時には、下着も衣服も靴も全て元通りに戻る


触れた攻撃は全て自身の力へ変わる
全ての理を支配下に置き、
斬!←例

全ての理と共に、『事象(現象)』を起こす



創世神は…「癌」によって全てを奪われ、殺された


生かそうとしたばかりに、全てを喪った
その先代の遺志を、消えていった全てを、無駄にさせない為にも、二度と繰り返させない為にも、

消える前に消さねばならない、でなければ…ああなるのは時間の問題だ



本心では見捨てられない

だが、
「その想いを利用するだけの、やりたい放題を続ける連中(癌)」を、無理に生かす必要はない

本末転倒になるから、「消える人(癌)」が増えるだけだから


消えなくて済むよう、自壊しないよう、少しでも減るように、
「闇(癌)」への『抵抗力』を身に付けさせる為にも、
そうして『理』を―『世界』を――『学びの場』を――作り上げたように

「消える存在(癌)」を少しでも減らす為にも、無駄にはさせない、させてはいけない


「一人のみに都合よく捻じ曲げる行為」が、「歪み」を生むから
そもそもの発端だから

『他者を気遣う心』が大事



とも語っていた…‥



創世神に乗っ取られていたように見えた

だが…きちんと意識があった
まるで…一つに溶け合ったようにまで見えた


本人であるかのように話すそれに…畏怖した

本人だと…確信があったから
そう、言うまでもなく…否応無しに感じさせられたから



『創世神の御心』を――


/ 5987ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp