第77章 新時代の幕開け
癌
それが生まれた時…
生きれるようにと、隔離したのだ
だが…それが失敗だった
癌を生かす為に『決して壊れない、決して消させない世界』を作って、隔離した結果、
何をやっても咎められず、許される為、
限度を弁えない正当化は重なりに重なり、増長に増長を重ね、
「幾億回消されなければならないような図々しい行為(非行)」を重ね、
それでもなお生かされ続ける為、決して死なない為、消えない為、努力を怠った、成長を無くした
隔離した結果、たった一人で、あれだけの闇を生み出した
全てを、消滅させた
温情等、与えたばかりに……
隔離した世界が耐え切れず、爆発し、消滅の力が、全てを覆い尽くした
新たに魂を産み出し、それを結界で覆い、原初の神が覆い被さり、自身の魂を犠牲にして、守り抜いた
繰り返すな
その念のみが残る、何もない空間で、私は、創世神は生まれた
この過去のことは、時空神の力で知った
自分の責任を蔑ろにする為に、
自分に都合よく歪める為に、
人を利用する(人のせいにする、人を理由にして責められなくする、何もしなくても繰り返しても許せと求める)
やりたい放題、過ちを繰り返す
それが癌
「諸悪の根源」
「癌」の存在を許すな
たとえ――何が起ころうとも
怒れない理由があるからと、何をやっても許してと頑なな、迷惑極まりない「限度を弁えない正当化」を、繰り返すな
ケイトを送り出す中…状況を整理した
挨拶回りは既に終えたし、全員が踊れる曲は最低でも1曲は入っているし、
念入りに下調べもしていたのでその辺りは万全、恙なくうまくいったと言えるだろう
招待客でも無いのに無理に押し入ろうとした無粋な連中は、防衛隊に既に始末してもらっている
ああ、始末と言ってもそう物騒なことじゃない
丁重にお帰り頂いたよ?
無料でね?
大変、好評を頂いた…
話を戻すが…
ジ・オールは、全身から無限大の力を放出される分、消耗が激しく、体の負担も大幅に大きい←3999,4000ページ参照
その為、妊婦でも使えるよう、『魂(神紋、額の紋様)』で全身を隙間なく覆い、
『無限大の力』の奔流に伴う『陽炎』を『体表のみ』に押さえ込むと共に保護する『衣(貫頭衣)』を、『神器』と一体化しながら作った
なので、髪と衣のみ色が変わる