第75章 神器、覚醒
アイズ「……
(はっ!)←ピコーン!(電球浮かぶ)
ジャガ丸くんの特売サービス!」キラン!
リヴェリア「違う!何でそちらに結び付ける」思案顔溜息
アイズ「ガーン…」
リヴェリア「口で言うな」嘆息
ティオナ「あー、でもアイズの気持ちもわからなくもない気がする」
リヴェリア「止めるのはどうした?」
ティオナ「諦めた」あっさり
リヴェリア「諦めるな!!」怒号
ティオナ「えー?
でもさー、二人ともちゃんと手加減してるよ?
大事に想い過ぎてって奴
何だか止めるのがバカらしくなっちゃった」お手上げ肩すくめ
リヴェリア「…
全く…
これでは止めるに止められんではないか」
アイズ「仕方ない…かも?」
「「?」」
リヴェリア「どういうことだ?」
アイズ「愛しているから
大好きだから
手を緩めたくなるのも、わかる気がする」
ティオナ「…
あー!確かに!」
リヴェリア「……やれやれ
これでは、まともに喧嘩も出来ないな」苦笑
ティオナ「うん!最高!^^」キラキラ
アイズ「うん…^^
大好き//」ケイトを見やる
リヴェリア(真剣に好きなんだな…)微笑
肝心な所を黙ってばっかりで、そうしてでも守りたくて
その想いを理解していない訳ではない
逆でもそうする、勿論
だが…どうしても、やり切れない想いが…込み上げては止まらない、耐えられない
ケイト「勿論…私も優先するよ
でも…どうしても必要となったら…」俯
フィン「なってもするな!!!(だんっ!!)←ケイトの顔からすぐ右の壁を、左拳で叩く
頼む…
頼むから…
もう……僕から、僕の前から…居なくならないでくれ――っ」慟哭
自然と嗚咽が零れ、咽び泣く
そのまま縋り付くように、ケイトの胸元へ顔を埋める
肩を震わせながら、泣き叫び出したい気持ちを押し殺しながら、胸の奥へ押し込めながら――
ケイト「……わかった…
ごめん…
わかったから――
私も――同じだから――――」
震えたまま、咽び泣き続ける
涙と嗚咽が零れ落ち続け、頬を伝って落ちる涙を、ケイトはその頬に触れて撫でて、止めようとする
ケイト「ごめんね…
私だって、出来ることならそうしたい
でも、どうしても無理なら…って、自分のは軽く考えちゃう癖が
フィン「それを!!
それとこそ戦え!!」
即座に顔を上げ、叫び掛けた…