第74章 融和
それは…今、完全に息の根を絶たれている――
ベル・クラネルは沢田綱吉、リリルカ・アーデは獄寺隼人、ヴェルフ・クロッゾは山本武といった立ち位置にある。
そういった共通点を消しに来たのが、キルアだった…
その、はずだった……
ケイトは今――あの時の精霊王と同じく、殺された状態にある←1443~1446ページ参照
キルア「……悪い…遅くなった」
ティオナ「?誰?」
フィン「……異世界の、僕だ」
『ええ!!?;』
リヴェリア「どういうことだ?」
フィン「…説明すると長くなるんだが…
この世界が消されないようにする為、色々と動いてくれていたんだ」
レイ「そうなの?」
ノアール「じゃあ命の恩人ね」
アル「ママああああああびいいいいいいいいいっっ;;」滝涙
ディ「マンマああああああええええええええええっっ;;」涙しゃっくり
ケイトに覆い被さったまま泣きじゃくる中、力の奔流が起こるも…
全くもって、剣は意に介さず、目の前の出来事は一切何も変わらない
刺された現実も、縫い付けられたまま動かせられない現状も、目を覚まさないことも、何も……
ブランシェ「彼等彼女等だけで済んだものね…消されたのが」
『………』
何とも言えない沈黙が、その場にいる皆を包んでいた
キルア「とりあえず…ざっくりと説明するな?
ケイトを先に始末っつぅか、仮死状態にしてから今やってんのは…
創世神の力を出されて、妨害されない為だ」真剣
『!!!?;』
それから、簡単に説明された…
創世神(8柱で1つの魂だった)は、7柱の分体を生み出し、始祖神となった←3618ページ参照
創世神→始祖神(創世神の軸)
他の7柱の神々は見た通り、創世神から分体としてわかれて個々の存在へと変わり、
始祖神も含めて、全員が全員『完璧ではない存在』となった
元々、つまり創世神の頃は『完璧な存在』だった
1つの空間に一人きりだったから生み出し、
だからこその今であり、8柱で全員となった
テロップ『図解、ホームページ先の画像参照』
・図解を作った際の始祖神様の反応
始祖神「なんだか追い出したみたい」しゅんっ
ケイト「違う違う!!;」ぎょっ!
始祖神「わかってるわよ、ごめんね」ついつい頬つつく
ケイト「こっちこそごめんなさい、ややこしい書き方して…」ぴい←半泣き