第72章 真相
~状況及び経過整理~
目に見える異変があったのは10月、唾液が出なくなった。リンパも腫れてなかった。
ストレス起因のものだったが、元々歯磨きを入念にするタイプだったので、舌が傷付いてしまったらしい。
そこから菌が入り、だがリンパも腫れないまま時は流れ、11月下旬から話しづらくなった。
12月1日21時半に潰瘍として目に見えて出血し、大学病院を紹介され、
2日に受診し、組織検査を受け、痛み止めと胃薬のみもらった。
その来週の9日に、母が息苦しさを訴え受診すれば、癌と言われ、母と私はアスペルカー傾向があるので姉に電話して欲しいという予めの通達も無視、
レントゲンやMRIやCTをとられ、癌だと断定され、姉にこちらから電話して伝えてと訴えても
「失礼だ!非常識でしょ!誰が聞いてるのかもわからない!」と本人確認も既にしてても非難して意に介さないだけ。
顎の骨も外して洗浄しなければならない、元のようにはならないなど悪いことしか伝えられず
その日の内に、明日から入院と医師の独断で決められ、選択肢を入院かつ摘出以外何も与えられなかった。
本人の意思確認の為に話しづらいのをわかっていて、書くのではなく無理矢理話させ、
照会先は自分で調べろ、納得しなければ書かない、とまで言われ、三人で考えに考え…
そして16日に別の大学病院へ紹介されて行って受診し、24、25日に造影剤、PETのCTを受け、
28日の受診で先程挙げたことをされ、説明した経過も全てを否定され、癌ということにされて、今に至る。
年末年始、紹介までの間ちゃんと見ていたと証明する為だけに、1月8日に受診させられることになり…
逃げ道を塞ぐ為か、痛み止めの量もそれまでの間の分しか出さず、八方塞がりな現状に辟易するばかりだった。
だが、今回のお陰で、よくわかった気がする。
根拠も説明もせず、寄り添わず、ただただすぐ手術しないと全摘しないと間に合わないと急かすやり方。
相性が悪いのと、ろくなことしか言わず、不安や恐怖を煽るばかりで、人の精神までは助けようとはしない。
目に見えてよくなっていてもこれなのだから話にもならない。
まともな人はいるのだろうか?
そんな疑念を抱きながらも、母本人の意思に合わないならば一丸となって戦うことを選んだ。
以上が事の顛末である(ノンフィクションリアル)
