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Unlimited【ダンまち】

第72章 真相





父上…

一緒に、生きている…


お慕い申し上げます…

何度、生まれ変わったとしても……
たとえ、魂が消失しようとも……


あなたと共に…父上……

それごと愛して、前に進みます―


ありがとう…父上……

今も、昔も、幾度となく、教えてくれて…
感謝しています、感謝に絶えません……


愛しています…

愛し続けます…

私ごと―全部っ!



愛し(大事にし)続けてみせます――!!



それから…ずっと…ずっと、ケイトは泣いていた。

今までにないぐらい、泣き続けていた。
泣きながら、眠りについていた。


泣き疲れて…寝た後もずっと、泣いていた。

ごめんなさい、と…
ありがとう、と…



次の日の朝…

泣き腫らした目を擦りながら、寝ぼけ眼で起きて身を起こしてきた…


結局…僕の雲クッションをベッドにして寝ていた。

その上で、縋りつかれて、胸元に顔を埋めて抱き締められて、動けずにいた。
晩に泣き叫ばれた、あの時から…目が覚めるまで、ずっと…



離されることは無かった――

そのまま眠る外なかったのが実情…


だが…そのことは、非常に喜ばしく感じていた。

一の次も、二の次も、人のことばかりで…
自分のこと等、眼中にない、君だったから……



フィン「……おはよう^^」

ケイト「…おはよう^^//」

フィン「……吹っ切れたかい?」

ケイト「…うん。

そんな言葉を選ばんでいいよ^^//

ありがとう…
泣きついちゃって、ずっと手、離せなくて…ごめんね?

服に皺が;」おろおろ

フィン「謝らなくていい。

頼られて…頼ってくれて、嬉しかったよ//(微笑)
本当に…//」

ケイト「…私も…嬉しいよ……

あなたと…今、この時を…共に、過ごせることが…←自身の胸に左手を当てる

乗り越えられたことが…何よりも、誇らしいよ^^//」

フィン「……(ふっ)

僕もさ^^//


ただ…水を差すようで悪いのだけれど

全く、君のことを考えても、思いもしていない人には
断固として、相手にしないことを心掛けてもらいたいな?」

ケイト「…あい;
苦手だけど、出来る範囲、増やしていけるよう頑張るね;

でも…出来なかったら、お願い」

フィン「ああ。任せてくれ」微笑ぽんぽん←ケイトの頭の上に右手を二度置く
なでなで←そのまま撫でる


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