第72章 真相
・開ける前の約束事
ケイト「開けて開けて開けて~」
ドンドンドンドン
フィン「…;
やらしいことはしない、と約束してくれないか?」
ケイト「うん!しない!!」きっぱり
フィン「しないと言った矢先にこれかい?」わなわな&額押さえ
ケイト「揉むだけ揉むだけ♪マッサージ^^♪」キラキラ
フィン「……;」
そのまま流されるがままに…胸を揉まれた。
フィン「…ない胸を揉んで何が楽しいんだい?^^;」
ケイト「好きだからいいの//」ぴとっ
すりすり
胸板に頬を付け、そのまま頬ずりをし、それからまたマッサージして口付けしてくるケイトに…
フィン「…/////」かっ!かっ!
どっ!どっ!
反応しない訳が無かった!
テロップ『発情2秒前!』
ティオナ『誰が無い胸だってえええええ!!?』←テレパシー
フィン『違う、君じゃない;』
ティオナ『立ち入る隙が無いってわかっててもね!
ケイト以外結婚相手に考えらんないからあああ!!』
フィン『ああ、わかっているから黙っててくれ;』
押し切られたのは仕方がないとしておいて…
だがケイトからすれば…
同様に、僕以外は考えられないようだ。
それがまた嬉しくもあり、誇らしくもあるのだが…
重婚者からの嫉妬が怖い…
まあ受けて立つ他ないとしても……
ンー…^^;(腕組)←考えあぐねている
相手にしないのが一番かな…(ポツリ)
ケイト「好き…大好き」すりすり
フィン「…//」くす
なでなで←頭を撫でる
重婚者のこと等忘れてしまおう。今この時ぐらいは…
フィン「…僕も、愛している//」すり←頬に頬を擦りつける
ケイト「私も^^//
…愛してる//」すり
そのまま何十分か味わった(堪能した)後…
風呂から上がった頃
アルとディと共に分身達が領主邸に泊まることを感知した。
フィン「それにしても…
何故ケイトの悪口は地獄落ちで、彼の悪口は無罪なんだ?」
『お答えましょう。
ケイトは虐待でも殺され掛けても何でもされ続けても、一切八つ当たりも暴れもせず、良心の呵責で踏み止まり、当たらないよう、しないよう、常々人へ心を砕き、寄り添い、神経をすり減らし、徹底的に配慮するよう努めた。
そんな人を、同程度にさえ頑張れてもいない人が、言う資格等ない。
無駄に、頑張り過ぎたからです』