第71章 改革
ケイト「労せず上に立つ人の好き勝手に振り回されて、都合の悪いことは全て頑張っている下の人のせいにされる。
そんな事態(理不尽)を、無くしたいです」
資産大使「茨の道だぞ」
ケイト「知っています。
でも…私は、人に、好きにされ続けてきた側の人間です。
意思もなく、考えもなく、気持ちもなく、何もかも聞かず、理解もされない。
人として扱われず、操り人形として、親の所有物として生かされ、都合のいい捌け口、サンドバッグにされ続けてきました。
それが報われることも無く、頑張っても評価されることも無く、頑張っていないようにしかとられない。
どれほどの辛酸を抱え、闇へ暴走しそうになる己と戦っているとも思われない。
何も知らぬまま、疲れ果てて不可抗力でしたことのみしか見られない。
やっと一息つけるかと思われた場所で、学校で待っていたのは…家と同じ、地獄でしかなかった。
実父に、力で常に虐げられ、7歳で肛門にレイプされて中出しされた。
そういった…人を人とも思わないそれが、私は死ぬほど嫌いだ。
だから人にはしないと決めたし、今後も貫き続ける。そう、自分自身へ誓った。
だから殺さなかった。傷付けなかった。今までも…これからも!」真剣
「「…」」
フィン(水打ってしまった…;)
ケイト「だから…それを、いいように、平気な顔をして、踏んで、笑う。
抵抗しないのをいいことに、人と扱わず、踏まれたのを光栄に思えと笑う。
そういった人種が、滅んで欲しいとさえ思っている。
だが…それがあったからこそ得た学びも、無い訳ではない。
あれがどれだけ醜いのかも、歪なものなのかも、嫌と言うほど知った。
でも、だからと言って誰かを死なせて笑って当然だなどと思えはしない!
だから…泥を被る?今更だ!
被るのが泥だろうが何だろうが構わない!!←頭を振る
関係ない!!!
私のような使い潰されて、殺され掛けて、笑われ続ける!
それをして当然だと無罪だと笑うクズ共を!!
その犠牲を光栄に思えと笑う無能共を!!
一人として上に立たせてはならない!!!
私のような人を!!我が国民のような犠牲者を!!!もう出すな!!!!!
都合のいい逃げ道の為に、人を利用して、全ての責任を人に擦り付ける外道を!!褒め称えて当然だと、優しい誇らしい人物だなどとさせるな!!!」