第71章 改革
ボンゴレリングを生まれ変わらせ、新たに作り出してから…←3449ページ参照
新たなボンゴレリングの見た目は、全てが水晶体のように透き通った丸い円盤がついたリングだった。
それぞれの色は各属性の炎に合わせて変わっており、その円盤の底に模様も見えるよう刻まれていた。
精製度ランクはSSSランク以上の『測定不能ランク』で、後に『神ランク』と呼ばれることとなった。
炎を介し、理に直接働き掛ける『神の力』と化すからだ。
使う上において、ケイトが定めたのは以下の通り…
人のせいにするぐらいなら最初から行動するな。言うな。
人のせいにして同じことをすれば、その時点で同類だし同レベルだ。
自分の腕を動かすのは他人か?自分の言葉も放たせるのは他人か?自分の思考も他人か?
違うだろ。
自分が、自分で、選んで、考えて、その行動に移すんだろうが。
人のせいにして責任転嫁し、自分が取った全てを人に押し付けるな。
自分が行動して得た全ては、自分に責任がある。
たとえ人にあったとしてもそれは「一端」に過ぎない。大部分は己にあり。
目的を、本懐を見失うな。
他を傷付けることでも殺すことでもない。寧ろ他を生かす為にあれ。
皆を守る為に立ち上がるのも戦うのも大いに結構。
だが、その動機に胡坐をかけば、何でもやっていい道理にも理由にもなりはしない。
そこを忘れるな。戒めよ。あの世の方が時間は長い。
ということが定められた…
スクアーロ「所で…」
ケイト「…ん?」
スクアーロ「何でスーツなんだ?」
ケイト「え?だって「話し合いならスーツだぞ!」ってリボーンが言っててごにょごにょ…//」赤面俯く
しかし、そんなことはない、寧ろ普通ではない、と事実を指摘した瞬間…動きは速かった。
ケイト「リボーン!;」
全速力でイタリアから日本へと飛んでいった。
神の力で認識できないようにしつつ…
日本からイタリアへ来た時は、察知する速度よりも早く移動していたので何ら問題はなかった。
スクアーロ「あっという間に帰ってったな;」
ルッスーリア「まるで嵐のようね、ふふっ^^
また来てくれるかしら~♪」
スクアーロ「十中八九くんだろ;」
ザンザス「俺はあいつ…大化けすると見た」にやり
後に、『ボンゴレの長に最も相応しい傑人』と呼ばれることになった。