第71章 改革
諌め続けてくれていた9代目も、その尻拭いで命を散らした。
その身を、命を持って、部下を守り抜いた。
10代目はただ、逃げただけ。
それも、自分と、自分の知り合いと、限られた人のみを、命が無事になるよう、しっかりと動いて、対策を二重三重にもしておいて。
他の部下全てを、過去の自分達が成長する為の時間稼ぎという捨て駒にして――
末端の部下の立場に立って欲しい。
話も聞かない、自分の失策による不始末の尻拭いは全て部下へ、自分の価値観が一番大事、予め部下の命が守られるよう対策を立てない(立てるのは自分と守護者と一部の知り合い達の時だけ)、本部でも他の支部でも部下の顔を覚えているのは数名のみ、ずっと心に寄り添おうともしない。
そんなボスを上司に持てば、どう思う?
それまでは命が喪われることはなかった。
9代目のお陰で…
だが、今回の件は、そんなに軽くもなければ、深刻以上のダメージを及ばせ、信頼がマイナスよりも下まで落ちた。
「俺の弟は言った!
「兄貴…もうすぐ、赤ん坊が産まれるんだってな…
^^」振り返って笑みを浮かべる
「!まさか!」さあっ!!
「抱けないの、残念だけど…大事にしてやってくれよな!」だっ!!
「待て!!やめろおお!!!」
「俺…兄貴も、お嫁(義姉)さんも、大好きだから…絶対死ぬなよ!?b」ウィンク
「シューリィーーーーーーーーーーー!!!!!!」
俺の弟と同じ最期を!」
「私の妹は…!!
「ねえ、姉ちゃん。
大丈夫だよ?」
「え?」
「私、双子だから…きっと、勘違いしてくれるよね?」
「何馬鹿なこと言ってるの!!?」
「私さ…小さい頃から、ドジばっかりで。
そんな私を、お姉ちゃんは…大事にしてくれたよね?^^」
「やめて!!お願い!!!!」涙
「姉ちゃんが動けなくてよかった^^
ここなら、大丈夫だよね?」
「お願い…っ!!」
「じゃ…元気でね?」
「セーラ!いかないでっ!!まっ
「我が名はシャーロ!!!!」
がらがら←建物の穴から外へ出る、瓦礫で姉を埋めて見えないように
「ボンゴレ9代目の幹部に仕える最後の守護神なりいい!!!」だっ!!
「いたぞ!!」
「待て!!」
「お願い…やめて…生きてっ」
手を差し伸べながら、炎の中で走る妹は死んでいった!!!!
無残な死骸となって!!!!!」