第71章 改革
平和を嬉しそうに堪能しているけれど、
それで踏まれてる人達や、その平和の礎となってる父親を、犠牲を、全て無視しているのに、自分では平和にするには、と考えもしなければ、努力もしないのに、
どの面下げて、いい人だというつもり?
自分では努力せずに、何もせずに、成果(平和)ばかりを追い求めて、
肝心の経緯が何もない状態で、どうやって成し遂げられているのか、
疑問にも思わなければ、考えもしない、ただ目の前の平和を笑って堪能しているだけなのに?
父親の献身も全て蔑ろにした上で、父親を軽視した上で、父親は笑って『俺と奈々の自慢の息子だ』『俺の愛する息子だ』と全て受け入れてくれているのに、何の力になろうともしないままで。
というのが実状なので…
結論としては、人のことも先のことも考えず、目の前のことだけ考え、やりたい放題やってるだけ。
神に至れる方がおかしい。
ザンザスの心に、いつ寄り添った?
いつ見抜いた?
ただひいひいひいひい怯えていただけ。
超直感が何の役に立つ?
何の役に立った?
精々ランチアの時だけだろ。後は思い出したみたいに出てくるだけで、全く影も形も出てこなかったが?
氷でも、吸収でも、後になればなるほど…
人を犠牲にしているのに、意に介していない。
・家光の時間、気持ち前述参照。
現実も正しく認識できていない。危機感もない。
・ボンゴレリングがザンザスを拒絶していなければ、本来ならば『自分達は殺されていた』という立場の認識。
危機意識もなければ、未来でボンゴレリングを壊された件を聞いて「あんなに苦労して手に入れたのに!」と言う。
実際、決定打になったのはリング自身の意志であって、いずれにせよボンゴレリングはツナへ回される。
・争いの火種と、抑止力の判別と認識。
争いの火種をボンゴレリングに責任転嫁し、継いだ時に背負う汚名も殺された遺族の怨みも何も考えず、これまで『争いの抑止力』となっていた『ボンゴレリング』を壊す。
「ボンゴレ全体の「これまでの言動」と「これからの言動」」が「争いの火種」だと認識しない。
・リングを壊すことがボンゴレ壊滅の要因になることへの認識不足。
アメリカが核爆弾を全部壊したから争いをやめよう?って言ってるのと同じことをしている。逆に、これまで怨みを買った人達への挑発行為になっている認識。
