第66章 穢れ
・入社当初
シン父「あの、今日から配属されましt
班長「待った待った!」
シン父「え?」
班長「自己紹介しなくていい。
月末に纏めて入社歓迎パーティーをする。自己紹介はその時にしろ。
今はまだ人の名前は覚えなくていい。それぞれの顔と役割を覚えろ」
シン父「は、はい!」
班長「業務内容は研修体験で覚えているな?」
シン父「はい!」
班長「おい、お前が教えるんだ。
必要な時は呼べ」
先輩「はい!
これから教えるが、合うやり方を見つけるまでとことん付き合うから覚悟しろ!」
シン父「はい!」
先輩「1年後、お前も教えるんだぞ?」
シン父「はい!」
教えるのが楽しみだ…
教える立場になる期間がきっちりと定められている為、それに向けてより一層専念でき頑張れるという結果、モチベーションアップや維持にも繋がっている。
役所から働き先として登録する前、適性検査により「得意不得意、相性、合わせられる線引き、業務種類の好き嫌い、されて嫌なことや嬉しいこと」、それらの分析が全て完了している。
その上で、まずは本人の配属先の希望を聞き、自身に合った働く形態、部署がどこか
実際に研修体験(仮配属)をしてもらい、合わなければ次々に変えて実践してもらう。
その時は仮配属だが給料は「本配属の半額(時給5000円)」だが貰え、実際に体験が出来る。
最大限合わせ、合わせられない部分は合わせなくていいという形態で続けて行き
本人が納得し、『完全に』合う部署が見つかるまで続ける。
見つけてからは、そこで働く(本配属)という形態となっている。
働き先は市民カードで登録され、給料が帰り際に振り込まれるようになる。←1759,2031ページ参照
一日終了後、必ず給料は渡されることも好評である。
小狼「福利厚生がしっかりしているんですね」
「いやあ…それがねえ。
(作った)本人(ケイト)曰く、「知らん」で…」
小狼「え?!」
「はははっ^^
毎日給料が施されるのは、心に余裕を持たせる為さ。
来たばかりで無一文の人には支給があるけど、それだけでは心もとない人もいるだろうからね。
犯罪者に関しては入れないようになっているから大丈夫、入れるとしたら冤罪の人だけだ」
黒鋼「なるほどな…」
「騙して申告する人が居ても、書類提出時すぐ神石でわかるから」