第66章 穢れ
上は社長のみ。
他はリーダーで纏めるだけ。
だが意見は進んですべき。納得も行かないまましても効率が下がるだけ。
意味を理解してこそ効率は上がり性能は増す。
理解できないのならば「理解できない」と押し付けるではなく、こうした方がよりよくないかと意見を齎す。
そして班長やリーダーはそれに付き合い、その個人に合ったやり方が見つかるまで寄り添うべし。
人に応じて合ったやり方は皆違う、多様性を持つべし。
少数派はおらず差別意識もない。得意な所のみを見る。
やらねばいけない「出来ないこと」は、徐々に育っていくと温かい目で見る。
環境や障害によってやりたくとも出来ない人もいる。
ので、「出来ない」事象や結果のみを見るのではなく、背景を見、寄り添うべし。
不得意は誰にでもある、寛容な精神を持つべし。
皆が皆それぞれ同等の権力を与えられ、人として扱われ、重んじられ、同列に敬われている。
だが好き嫌いは自由。
それにより方針は議論にて民主的に、それも皆が皆納得し合わせられるとなってから決定される。
それで「重大な問題に対する決定が遅い『デメリット』」が発生するが、組織内の実力者に欠損が出てもすぐ『役割や性能が近い適任者』により代替出来、組織全体への損失を軽微に抑えられる。
はずだったが…
社長曰く「寂しい」により、「本人の役割はたった一つだけで代わりはいない」と補完された。
社員全ての『各々の役割、性能、得意不得意』を全て完璧に把握する部署もあるので、それによる結果とも言える。
そのやり方にしてから…『(今後発生する)社長の仕事を取る部署』『手分けして実行する部署』が発足され、社長でも誰でもいなくなっても回っていく『とっても根強くシブトイ組織』になりました。
『社員による、社員の為の、社員の環境作りの基盤が徹底されていること』も非常に大きいとか…←2920ページ参照
無論国政でも、国王としても同じことを実行しているので…
テロップ『国王要らず!』
ケイト「私いる必要って何!?;」
「保険です保険」
ケイト「何の保険!?;」
「いざって時の急務…」
ケイト「わ、わかった…;」
『元気な子(後継ぎ)を産んで下さいね!』
ケイト「ありがどおおおおおおおおおおおおおおお//;;;」感涙←嬉し泣き
『こっちの台詞なのに…』ぽつり
