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Unlimited【ダンまち】

第66章 穢れ





「有給は会社の資金から出して下さい!!」
『絶対ですからね!』ずいっ!
ケイト「う、うん」たじっ

『勝手に自費使っちゃダメですからね!!!』
ケイト「うん…肝に、命じておくよ^^;」

『お願いします!!!!』
お辞儀←社員達による分離礼

ケイト「………ん…無理しないようにね、ここでは大丈夫だから^^」
『押忍!』

ケイト「幸せになるようにね」
『もう幸せ一杯です!!お腹破裂します!』

ケイト「あはは」苦笑
『だから…あなたも幸せになってください!!』

ケイト「瞠目)

……(くす)

私も…幸せでお腹一杯だよ^^
いつもありがとう」微笑&なで←一人一人頭を撫でて行く
『私も感謝に堪えません!!』

『勿体なきお言葉です!』



ケイト(力になれてない気がするなあ…

何か…少しでもお返しができたらいいんだけどなあ)

お互いに互いへそう思っている等、お互い知る由もない。


だが、この会社の形態自体…ケイトのお人柄ありきである。



賄賂はダメ絶対
贈り物もダメ絶対
金銭でもお菓子でもダメ絶対

そう取り決められたのは、以下のことがあったからである。


いつもお引き立て下さりありがとうございます、と部下から菓子を贈呈された…

が、それを受け取らず、働きで受け取っていると言い張ったのだ。

ケイト「それよりも、部署の方へ送って、皆でお菓子パーティーでもして楽しんでもらえると嬉しいなあ。
英気を養えるし、何より息抜きとのメリハリにもなるでしょ?」
「………」目から鱗

ケイト「?どしたの?」
「押忍!!!!
わかりました!!」気を付け


ケイト「いつか…月に一回でも立食パーティーをやって、そこで皆で楽しみたいねえ^^」
「押忍!!!!!」

結果…皆に話が行き届き、皆の好みが選り取り緑になり、滅茶苦茶豪華になっていた。


ケイト「何これ!!?;」ぎょっ!!
『ふぅー』額の汗を腕又はハンカチで拭う

ケイト「どこの貴族のパーティー?!!」
『満足…』キラキラ

テロップ『達成感がひとしおのようだった…』

その管理体制が固まったことで、結束も団結力も完璧になったそうな…


ちゃんちゃん♪



が……その裏では………


ケイト「またお返ししないと…」う~ん←顎に手を当て考え込む

そして続いて行く…
際限がない、より良い道の先へ――


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