第65章 新たな冒険
迷いは感じなかった。
「年齢は?」
メラ「5歳!」
「悪いけど、14歳になってから来て?^^;」
メラ「!!;」ガーン!!;
「自国民は、身体の成長が途中だと今後の将来に深く関わるから、14歳までは無理な運動はさせちゃダメと言われているの。
ごめんなさいね;」
メラ「……;」ずーん←肩を落とし項垂れる
「……でも…適性を調べることは出来るわ。
日頃から持ってそれに慣れることもね?」
メラ「!」ばっ!←顔を上げる
「さ、一緒に調べてみましょう?^^」
メラ「うん!!」キラキラ&ぱああ
その後…メラの身体に一番向いている武器が杖だとわかった。
それに伴い、ケイトの棒術の動き(900~903ページ参照)を知り、後に魔法を杖で威力を増加させると共に身と武器に纏い、次々に棒術と杖術と格闘術を複合させた風月流武術で無効化、離れられようとも一瞬で間合いを詰めると同時に全てを怒涛のように屠り続ける様から…
二つ名が【魔杖散(マジックスキャター)】と名付けられ、味方からは鼓舞、敵からは畏怖された。
「まずは杖を持ち続けることに慣れましょう」
メラ「ああ!
その…」
「ん?」
メラ「…ありがとう//」ぽつり&視線逸らし
そういう大成へと、より早く繋がること等…本人は知る由もない。
アスフィ「去っていった時、何と言っていましたか?
彼の…仲間?」
フィン「獄寺は、「大袈裟っすよね!」と声高に言っていた。
そして彼は…「気持ち…考えれていなかった」と肩を落としていた。
過保護、都合のいい歯車や腰巾着だったよ、彼専用のね。
山本の命、歩けない事態が救われたことはそんなに軽いか?
完治した山本と接していながら「未来を恐怖に陥れた白蘭だぞ!?」と、殺された記憶を持つ白蘭への言動と態度を貫き力も借りる」
『何様のつもりだ!?』
フィン「僕もそう思うよ(嘆息)
この手札は見せるつもりはなかったが…進歩させるには提示する他なかった」
ケイト「……」
フィン「君は個人の意思を大事にしてくれるから無いけど」
ケイト「でも…出来ないことがある。
後から謝る時、怖くて怖くて仕方がない。
今は違うとわかっていても、痛みが生じて、感じて、飲まれて、気が狂いそうになる。
結果、出来ない。きついです、精神的にも身体的にも。きつさが体に出て無理(がたがた)
