第63章 新たな来訪
黒鋼「待て。値段はいくらだ?
この箱の値段、相当なものだろ?」
ファイ「あ…そう言えば払ってないね」
小狼「払わないと」
ケイト「いいっていいって。
これは単なる私からの恩返し。黒鋼へのね」
小狼「ですが…」
ケイト「これは開発されたばかりで、まだ値段が付けられてないんだ。
私はそれに神の力を付与して更に価値を上げただけ。
正確な値段なんてわからない(首を振る)
でも…これを恩返しとしてあげたい。そう思ったんだ。
小型だし、縦15cm、横6.9cm、厚さ3cmで持ちやすいはずだし?
あ、取り出しに関しては画面にある収納ボタンを押して、取り出しを押して?
取り出しか収納か、どっちか選べるから」
黒鋼「便利過ぎだろ…;」困惑
ケイト「で、ファイは何が欲しい?」
ファイ「うーん…俺は、特には無いかなあ。
(君の)魔力も相当のものだし…何でもできそうだけれど」にこ
ケイト「^^(にこ)
じゃあ…これをあげよう」
ファイ「?これって…」
ケイト「この世界に、いつでも来れるように。
いつか…必要になる時が来るはずだ。
モコナには…う~ん…
5人分の入国券をってことでいいかな?
今回の分、払ってもらってないこともチャラってことで」
小狼「あ!;そう言えばまだ…」
ケイト「チャラだから」
サクラ「でも…」
ケイト「また来た時、思う存分楽しんでよ…(微笑)
写し身の君達だけでなく、今度は…7人で」超小声&ぼそ
ファイ「!」瞠目
『?』
ケイト「小狼とサクラの2人には…(ぎゅ)←正面から2人へ歩み寄り抱き締める
いつか、来るべき時が来た際に…
本体が望めば、(復活)できるようにしておくよ」真剣
小狼「えっと…;」
サクラ「おっしゃっている意味が…よくわからないです;」
ケイト「はははっ^^
今はそれでいい…
今は…やるべきことへ向けて、頑張って進めばいい。
そして…全てが終わった後、ここに遊びに来ればいい。
胸を張って、頑張り抜いたぞってさ^^♪」にこ
モコナ「うん!モコナも頑張る!」ぐっ!
サクラ「私も…頑張ります!」ぐっ!
黒鋼「よくわからねえが…害意はねえんだな?」
ケイト「ああ^^」頷
ファイ「……」思案顔
小狼「?ファイさん?」首傾げ
ファイ「はっ)!
なに~?^^♪」にっこり