第63章 新たな来訪
小狼「ここを出てから買いに行きましょう?」
ファイ「パンフレット貰ってきたよ~。
タダだった♪」
小狼「ありがとうございます!」
サクラ「マップと全体像も」
小狼「ありがとうございます!」
モコナ「わかったよー♪」
ケイト「お、わかったの?」
モコナ「うん!モコナの年齢はねー」
『……』ごくり
モコナ「乙女のヒ・ミ・ツ♪だって♪」
立てた人差し指を口に付け微笑む侑子の姿が、額の赤い宝石から浮かぶ。
ずこーっ!!
ずっこける私達に対し、モコナは尋ねてきた。
モコナ「この場合ってどうしたらいいの?」
ケイト「えっと…好きな方へ行ったらいいと思うよ?^^;
役所か学舎か。
ただ学舎は今日は休みだから、明日になっちゃうんだよ;」
モコナ「うーん…」
ファイ「好きにしたらいいよ?」微笑&モコナの顔を覗き見る
モコナ「じゃあサクラ達と行くー♪」
ファイ「決まりだね^^」
黒鋼「長々と待たせやがって」嘆息
ファイ「まーまー♪」
ケイト「ほい、マガニャン雑誌」
黒鋼「?…(怪訝)
ただの箱のように見えるが?」
ケイト「ああ。
ここでは作者の頭のイメージに合わせてアニメとして見れるようにしてあるんだ。
アニメっていうのは動画で、実際に見聞きしているみたいに動きながら声も入っているもの。
ついでに箱の中は異空間になってて
そこに本を入れれば、たとえ本の中身が小説とか漫画でも関係なしに自動的に読み込んで、アニメとする仕様になっている。
立体映像にもできるし、2Dにもできる。
どちらにするかは自分で選べるよ」
『おおー!/すごーい!』
ケイト「さらに光を一点に集中させて相手の目に向ければ目眩ましもできる。
光がある限り自動的に充電されるから安心。
どんな力をかけても絶対壊れないから、防具代わりにもなるよ。
寧ろ盾として使ってもいい感じ」
モコナとファイ&サクラ&小狼「「「「すっごーい!♪&凄いです!&凄いですね!」」」」
黒鋼「…どんだけ便利機能突っ込んでるんだよ;」汗
ファイ「大事に使ってよー?
絶対希少価値高いし、どんな言語でも俺達のに合わせて翻訳してくれるんだから。
あ、筆談の時もこれでいけるかも。
モコナがいなくて言葉通じなくなっても安心だね♪」
ケイト「箱にいくら本を入れても重さは変わらないから安心して」