第2章 家での蜜夜【松岡凛/R18】
空「っ……満足してないの、分かって言ってるでしょ…」
軽く睨みながら言葉を返す。行為の時に彼が意地悪になるのは今に限ったことでは無いから慣れたつもりだったが…やはり無理だったようだ。
凛「分かんねぇよ。ちゃんと言ってくれなきゃな」
相変わらずの悪魔顔に再びむくれるも、もう素直に従ってしまった方が楽だと知っているので、仕方なく彼の手を取って秘部のあたりに当てさせると…
空「…ここ、触って」
と上目遣いで言ってみる。大抵彼はこれで落ちてくれるので助かる。
(恥ずかしいけど…ずっとこのままにされても困るしね)
密かに心の中で呟く。
凛「……Perfect」
『じゃぁ、ちゃんと弄ってやらないとな』と言いながら下着越しに割れ目をなぞる。触れるか触れないかのギリギリで止めている彼の手は、既に私の愛液で濡れている。
空「……服、邪魔だし汚れる…」
もどかしい触れ方に焦れてそう言いながら彼の首元に腕を回して抱きつき、密着。
お互いまだ服を着たままだったので、とてもやりにくい…
凛「ん?あぁ……それもそうだな。」
彼が頷くと服を脱ぎ始める。私も服や下着を脱いで生まれた時の姿になった。
まだ少し恥ずかしい気はするけれど、そんなことを言っていてはもっと先の行為など出来るはずも無い。
彼の方を見ると丁度向こうも脱ぎ終えたらしい。
水泳で鍛えられた筋肉が彫刻の様に精巧で美しかったから、見蕩れてしまっていると…
凛「なんだよ、そんなにじっと見て…見蕩れてんのか?」
と私の手を引いて抱き寄せると、再び片方の手で私の秘部を愛撫し始め、
空「ん………何か悪い?彼氏の体に見蕩れちゃ」
と言ってやる。私たちはお互い一歩も譲らず自分のペースを保とうとする。
しかし、それは一瞬のことで、すぐ相手に先手を取られてしまう。
凛「別に、悪いとは言ってないだろ……素直じゃねぇの」
と呆れ気味に小さく息を吐くが、下に伸ばされている手は秘豆をこねくり回していて、必死に彼の首に抱きついては達しそうになるのを堪える。
優しく撫でたり、引っ掻いたり、愛液を塗りつけたり…既に充血して小さく立ち上がり主張しているであろうそれを、彼は責め倒している。