第2章 家での蜜夜【松岡凛/R18】
空「ひぁっ……り、ん………イっちゃ…」
凛「まだ……も少し我慢してろ」
絶頂を迎える寸前のところで蕾から指を離されてしまった。
潤んだ瞳で彼を見ると、どうやら向こうの方が限界だったらしい。
避妊具を取り出すと少しもどかしそうな顔で付けた。
そして私をベッドに優しく押し倒すと、既にそそり立っているモノを秘部に当てた。
秘部はヒクヒクと絶頂を乞うている。彼の肉棒は大きく張り詰めている。
私たちが今望んでいるものは、絶頂の景色…
凛「……入れて、いいか…?」
そう問いながら私の頬を撫ぜて瞳を覗き込む。
いつもは敵を射抜くかと思う程鋭く見える目が、今は、切なさと、優しさと、愛情に満ち溢れている。
そこに溢れている感情の全てが自分だけに向けられている…とても幸せだ。
空「…うん、いいよ……来て、凛」
頬にある彼の手に自分の手を重ねて微笑む。
彼はフッと淡い笑みを漏らしてから小さく『…いくぞ』と呟く。
当てがわれていたモノが膣口からゆっくり、浅く入ってくる。
彼が…私の中に入って来ている。
全てが私の中に収まると、彼は一旦呼吸を整え、『…動くぞ』と囁いた。
頷く間もなく激しい律動が私の体を揺らした。
肉棒の先端が子宮口をノックする度に電流のような快感が体中を駆け巡る。
空「あぁっ……はっ…んんッ」
ベッドシーツを掴んで必死に快感に耐えながら彼の顔を見遣る。
すると彼も私の顔を見つめていて、目が合った。
余裕の無さそうな顔と、私が先程付けた首筋の噛み跡が赤くなっていることが、益々彼を淫らに私の目に映し出し、優越感を与えた。
膣口がひくついてきて、彼の律動も早くなってきた。
お互いに絶頂が近付いている。
私たちは再び密着して舌を絡め合う。
すぐに離れてしまった唇が、掠れた声で言った…
凛「イ……く…っ…」
空「ん……私も……あっ…!」
膣が細かく収縮する。
彼の白濁とした欲が避妊具越しに吐き出されているのを感じる。
ほぼ同時に二人で果て、一緒に絶頂の景色を見れたことが嬉しくて、私は彼に抱きついた。