第9章 乙女の憂鬱【豊臣秀吉】
〜夢主side〜
「花札?」
「やったことない?」
次の日、秀吉さんは和風な絵柄が書かれた紙の束を持ってきた。
「"こいこい"っていうゲーム。知らない?」
「聞いたことはありますけど…やったことは…。」
そりゃあないよ。
最近の現代人は携帯ばっかりだったもん。
正直にいうとこの世界でスマホが使えないのは大変。
つまらない。ソシャゲーしたい。友達とお店とか行って写真撮ってネットにあげたりしたい。
でも、ここではそんな事出来ないからなぁ…。
「僕が教えてあげる。しばらく練習しよっか。」
憂鬱だから…付き合おうか…。
「分かりました…やりましょう。」