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【戦ブラR18短編集】月が綺麗ですね。

第9章 乙女の憂鬱【豊臣秀吉】


「はぁ…。」

楓が凄く落ち込んでいる。

「どうしたの?酷く元気ないじゃん。」
「元気ではあるんです。」
「だって落ち込んでない?」
「落ち込んで無いですよ!落ち込んでは無いんですけど…。」

溜息をつく楓。どう見ても落ち込んでる様子なんだけど…。

「…一体何があったの?」
「…つまらないんです。」
「何が?」
「その…日々が…って言うか…この異世界に飛ばされて驚いたり忙しかったのに…慣れてくるとつまらないなって思って…最近は憂鬱な気分なんです。」
「うーん…そっか。」

無理もないよね。楓ちゃん、バタバタしてることに慣れちゃってるからね…。

「だからと言って何かするのもちょっと…これって憂鬱、って言うんですかね。」

彼女は何処と無く悲しそうな顔をする。君に悲しい顔なんて似合わないよ。笑顔が1番可愛いのに…。



あ、そうだ。



俺にいい考えがある!
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