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【戦ブラR18短編集】月が綺麗ですね。

第5章 ギャップ【真田幸村】


"何処かに行きたいなぁ"と言った訳でもなく
"この世界に居たくない"と言った訳でもなく

"何故か飛ばされた"っていうね。うん。

姫神子?なにそれ、美味しいの?
ん?真田幸村?なに、タイムスリップ?!

最初は戸惑いばっかりだった。

でも隣には幸村くんがいた。
親身になって色んな事を教えてくれて、みんなを懸命に守る幸村くんに私はいつしか惚れていた。

「…どうしたの?何か考え事?」

幸村くんが顔を覗いた。
"可愛い顔が自分を見詰めてる"

そう思うとなんだか嬉しくなる。

「ううん、なんでもないよ!」
「そっか。…ねぇ?」
「なに?」
「…もしも、僕が付き合いたいって言ったらどうする?」
「…え、なに、誰と?」
「楓ちゃんと。」

…はい?

「誰が?!」
「僕が。」

ええ?!
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