第13章 強さ。
「にしても、随分な食材送ってきたわね」
紅と、リンは納戸を見て目を丸くする。
「えぇ、三日前ぐらいでしたね、サクモさんも驚いておりましたよ」
「まぁ、根菜類は痛みはは野菜より遅いからまだ、この場所で凌げるけど⋯にしても、何故こんなに⋯」
「何方から何でしょう⋯サクモさんはとにかく仕舞わねばと仰られて納戸に詰め込んだのですが⋯」
紅はあちらこちらの箱を開けては驚いていた。
「多分火影様だよ、ちゃんが家からでなくても、ちゃんと過ごせるようにってね」
「え?火影様⋯ですか?」
「まぁそんな所だろうけど、ちょっと、見て!漬け物まであるわよ!」
「あ、ほんとだ!私人参の漬物すきなのよ」
「そうなの?こっちのゴボウの方が美味しそうよ」
数種類の漬物があり、つまんで食べている二人を見てはふと、思い出す。
「茄子は、ないんですか?」
何故そんなことを言ったのか言ってから考える。
「茄子は⋯無いみたいね」
「まあ⋯残念ですね」
「ちゃん茄子の漬物すきなの?」
「いえ、私ではなく⋯⋯ー?」
私ではなく?
「多分、サクモ、さんが、お好き?」
二人はクスクスと笑っていた。
「確かに好きそうね、まぁ、とにかく明日はここの整理をしましょうか、明日の夕食は豪華になりそうね」
「そうだ!イタチ君やえっと、ヤマト君も呼んだら?」
「そうだね、どうかしら」
「はい!賑やかで楽しくなりそうですね!」
「あとは、ほら、アスマの生徒さんのあの子お気に入りの子」
「どんだけ呼ぶつもりよ」
「ダンゾウ様とかどうでしょうか!」
の提案に、葬式になるような気がしたが誘ってみたら良いわと紅が言う。
「リンちゃん⋯後ほど文の書き方を教えてください」
「勿論だよ!」
「お昼だし漬物は胡瓜ね」
「はい!頑張ります!」
意気込むを見て二人は懐かしかった。