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【戦国BASARA】闇色夢綺譚 ※R18

第1章 ふわり、ふわりと夢、うつつ


我はずっと気付いていた…。


名前の着物が透けている事を…。


小屋に手を伸ばし、戸を開けると中は意外とまともであった。

忍か何かが使う小屋であろう。
中を調べると端の方に薄汚れている布を見つけ#名前#に渡した。
案の定、遠慮してきたので布を頭から被せて本当の事を言うと、素直に受け取る。

我はほっとして濡れた着物を脱ぎ始めた。


「も、もももとなりさまっっ!」

何してるんですか、と顔を真っ赤にしながら手で顔を隠すも、指の隙間から我と目が合う。


「何を言っておるのだ」

着物が濡れていては余計体温が奪われるではないか。

「名前、そなたも脱ぐのだ」


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