• テキストサイズ

【戦国BASARA】闇色夢綺譚 ※R18

第4章 ~くるり、くるりと悠久の輪廻~


家康殿に抱かれる度に思い出すのはあのお方のお顔。

本当は家康殿に抱かれたい訳ではない。
私はあのお方の為に居る。

あのお方の隣には私が居る筈でした。
だけどあのお方の隣にはアレが何食わぬ顔で隣に居る。

そのお方の隣は私だ。

傍に居るのは私だ。

貴様ではない。


憎い、憎いぞ。


貴様が憎い…。


許さぬ、許さぬぞ。


決して許さぬ…。


全ては貴方様の為に。


私は貴方様の為に。





アレを抹消致しましょう。




だから、



私だけを見て、


私だけを、


愛して…。
/ 277ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp