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【戦国BASARA】闇色夢綺譚 ※R18

第3章 ~ひらり、ひらりと久遠の破片~


俺は刑部さんに任せて下さいよ、そう言うと姫の手を握りしめ城の中へと誘導する。


「待って…」

そう言った彼女は俺の手をゆっくりと解き、後ろに居た刑部さんに向かってこう言った。

「三成様は湖に居ると思います!」

そう叫び再び俺の手を握り直し、共に城の中に。
俺は彼女に歩調を合わせ刑部さんに言った事を尋ねた。

「あんな事言って良かったのか?」

あの言葉で刑部さんは直ぐに気付いてしまう、俺はそう言うと彼女は静かに目を閉じ悲しげに言った。



「もう、良いの…」








「ヒッ…やはり姫殿は…」


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