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【戦国BASARA】闇色夢綺譚 ※R18

第3章 ~ひらり、ひらりと久遠の破片~


【forty-fifth.】









【伝令】




ヒッ…。


何と間の悪い…。
早急に三成を探さねばなるまい…。







「家康のヤロー!ぜってーに許さねー!」


俺は手の平に拳を打ち付け家康に対しての怒りをあらわにした。
つか、マジで有り得ねーよ。


「あの家康が…」





【徳川家康・離反】







生温い風の正体はコレであったか。
まさか徳川が離反するとは思わなんだ。
イヤ…徳川は最近何やら妙な行動をしておったか…。
それに怪しい側近が大阪城に出入りしていたような…。

「その情報は偽りではあるまいな…」

ワレは確認すべく、伝令兵に聞くと
徳川家康直々申していた、と…。


「相、分かった…」

いつかはこうなる、そう思っていた事が、現実になるとは…。

これは、一刻も争う事態よ。
早急に、三成を連れ戻せねば…。


「左近…姫殿を」

徳川が何を仕掛けてくるか解らぬ故…。
念の為に姫殿を守らねばなるまい…。

ハァ、参った、マイッタ…。

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