• テキストサイズ

【戦国BASARA】闇色夢綺譚 ※R18

第2章 ~ゆるり、ゆるりと籠の鳥~



「これで良しっと」





どうしてこうなった…。

私はこの言葉が第一部冒頭その他で使われていると、その様な事は興味がないが、正しくこの言葉通りだろう。

「ゆっくりして下さい」

ポンポン、と名前は私を布団に入れ、やや子の様に掛け布団の上から優しく叩く。

ゆっくりしろと言われても、名前が私の顔をまじまじと見て(左近風に言うと、が、がん見か?)休む所か、落ち着きがなくなる。



どうしたら良いだろうか…。








じー…。
私は勢いで三成さんを布団に押し込んだ。
彼が横になって休んでいる。まぁ、強制ではあるが、かなりレア。
思わずガン見している。

うわぁ、綺麗な顔。
美人、羨ましい。
まつ毛ながー。
髪の毛サラサラだし、全くけしからん。

「美しい…それはお前の方だ、名前」

それに私は男だ…そんな言葉は嬉しくない。


「…え?あ、あれ?」

また、やらかした。

今、私は赤面を通り越して、廃人のようになっているだろう。

あぁ、死にたい。

「ふっ…名前、此方へ…」

えっ?!


私は三成様に手を引かれた。
/ 277ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp