第1章 収録現場でのできごと...
小野side
今日は、アニメのアフレコをする為に収録現場に来ていたのだが...神谷さんの様子が変!だって...。神谷さんは顔を真っ青にしながら吐息まで聞こえてくる!汗も異常に多い。本当は風邪だったんだけど今日はどうしても行かなくちゃならなくて来たんだな。全く...神谷さんらしいやw
そして、30分経過したその時。スタッフさんから5分間の休憩時間をもらった。神谷さんは少し背中を曲げた状態でドアのノブに手を掛けようとした。あっ!これは本当にヤバイんだな...。今無理して行くと余計悪くなっちゃう!助けないと!
「神谷さん大丈夫ですか?」
神谷「あぁ...大丈夫だよ。心配するな」
「そりゃあ、心配しますよ神谷さ~ん。ここに着いてからずっと顔色悪かったんですもん。仕事のし過ぎですよ!睡眠不足のせいかもしれないし。今日は、もう帰りましょう?無理したら悪化しちゃいますよ?」
神谷「んっ!そ、そうだな...。じゃあ、そうさしてもらおうかな」
「じゃあ、今からマネージャーさんに伝えてきますね!そこで座って待っていてください。」
神谷さん...本当に体調悪そう...。俺がしっかり面倒みなきゃ!