第1章 収録現場でのできごと...
神谷side
俺達2人は、タクシーが待っている所へ向かっていった。小野君から見れば、俺の今の姿勢は今でも吐くんじゃないかって思ってるぐらいの姿勢らしく、心配な顔しながら俺の身体を支えてくれている。俺は、そうじゃなくておしっこがしたいだけなのに!
小野「神谷さん大丈夫ですか?ゆっくりでいいですからね。タクシー目の前ですよ」
「あ、あぁ...ありがとう。」
タクシーに乗り始めてから15分。もう本当にヤバイ!ここで漏らすわけにはいかないし...。小野君に言うのも恥ずかしいから嫌だし...いったい俺はどうすればいいんだ!
小野「神谷さん頑張ってください!あともうちょっとでつきますよ!」
「お、おう...」
なんにも会話せずにそのまま5分経過。ようやく小野君の家に着いた!もう小野君に言おう!我慢の限界だ!
「お、小野君」
小野「どうしましたか神谷さん!?」
「あ、あの...お、俺...」
言うんだ!頑張れ自分!
「お...おしっこがしたいんです...。今まで隠しててごめん...」