第2章 に
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O「しょーくーん!さっくらいしょー」
リビングに戻りグラスに残った焼酎を飲んでいるといきなり叫びはじめた。
何事かと急いでベッドルームへ駆けた。
O「んふふ!しょうくんが1番だかんなっ?」
S「ん?おう?」
O「だから特別だかんな!」
S「…」
O「さー入れ!寝るぞ!」
S「いやっいいょ!俺ソファで!」
O「なんで?じゃ俺もソファ行く。」
S「は?なんで?!もうベッドにいるんだからそのまま寝なよ!」
同じ言葉を何度繰り返したか。困った。
酔っぱらいに何を言っても通じる訳なく折れた俺が引っ張られ同じベッドへ横になると満足したのか、眠った。
しっかりと右腕に巻き付きながら。
抜けようにも抜けれず、一息はく。
どうすっかなー。
いつもは俺にベッドを貸してくれ智君はリビングのソファで寝ている。
まさか、一緒に寝る日が来るとは。