第2章 に

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S「あぁぁぁ、生き返る♪」
O「CMみてーだな(笑」

いきなりの扉越しの返答に立ち上がろうとしたが滑ってしまい
まさに、ドボーン！

頭まで湯船に浸かってしまった。

O「着替え置いとくわ」

明らかに楽しそうに笑いながら智君は戻って行った。
もともと長風呂できないうえに、プチハプニングのおかげですぐに温まった。

部屋着へ袖を通す。
今朝まで着ていたコレもすでに洗濯されていて、ふわっと香る智君と同じ匂い。
胸がきゅっとなった。

『俺は恋する乙女かっつーの！！』

１人で突っ込みを入れ、あながち間違いでもないと思ってしまった。
…。
早く酒を飲もう。