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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第63章 モノの子scene6


大野の舌が、ぼくの中を出たり入ったりする頃には、もう身体に力が入らなくなってて。


布団に身体を突っ伏したまま、大野から与えられる気持ちよさに漂ってた。


「和…気持ちいいのか…?」


大野の声がまた、嬉しそうで。


こくりと頷くと、ぼくに覆いかぶさって、唇を貪った。


ぴちゃぴちゃと音を立てながら、ぼくの唇を吸う。


「んっ…ふ…」


吐息が漏れた。


「和…」


急に大野が真剣な顔になった。


「欲しい…」


なんのことだろ。


また舐めてくれるのかな…


頷くと、本当に嬉しそうな顔をした。


ぼくを仰向けにすると、帯を解いた。


すっかり裸になったぼくは、恥ずかしくて腕で身体を覆った。


大野もすべて脱ぎ去ると、ぼくの手を取った。


大野の熱い塊を握らされて、身体が熱くなった。


「和…もうがまんできない…」


つぶやくと、大野はぼくに覆いかぶさってきた。


「大野…」


「ん…?」


「もっと…抱きしめて…」


なんだか、そうして欲しかった。


殺すのはいつだってできる。


だから、今は…


ぎゅうっと大野はぼくを抱きしめた。


力強い腕…


「和…いくよ」


優しい声が降ってきた。
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