第63章 モノの子scene6
胸の飾りに大野の唇が触れたら、身体がびくんと勝手に反応した。
「やっ…やめてっ…」
大野は無言でぼくを触る。
翔鬼…
翔鬼…助けて…
無理やり起こされて、布団にうつ伏せにされる。
腰を引き上げられて、ぼくの前を掴むと扱きだした。
「あっ…あっ…やだぁっ…」
「人に…触られたことがないのか…?」
「あっ…あるもんっ…」
「そう…なら安心した…」
でも触られたことがあるのは、修羅の身体の時で…
ぼくの身体は…初めてだった。
着物の裾をまくりあげられて、おしりが顕になる。
「やっ…やめてよおっ…」
「ここは…?」
お尻を大野の唇が這った。
「やっ…やだ…」
「触られたこと、ないの…?」
「ないっ…そんなところないもんっ…」
「そうか」
なんだか嬉しそうな声だった。
「ああっ!?」
急にそこに温かくて、湿った感触。
「やっ…やめてっ…そんなところっ…」
「いいから…な?」
ジタバタ動いてみても、ダメで。
大野はしっかりとぼくの前を握って、離してくれなかった。
前と後ろから、こんな…
だんだん、身体が熱くなってくる。