第7章 華落 2
濁流のような翔さんの勢いに、為す術もなく身体を開いた。
翔さんが俺の上で動くと、身体の芯からなにかが滲み出た。
「やめて…俺は…男…」
声にならない声…
「う…あぁ…やっぱり和は最高だよ…」
翔さんの腰が、だんだん俺を追いつめる。
「あっ…もっ…おっ…」
ぎゅうっと翔さんの肩を抱きしめた瞬間…
「ああ…いい…」
自分の口から、思いもよらない言葉が出た。
その時、パーテーションが乱暴に開いた。
「なんだ…邪魔するな…」
翔さんが面倒くさそうにそちらへ顔を向ける。
俺も顔をそちらに向けた。
真っ青な顔をした潤が、そこに立っていた。
「潤…」
「二宮先生…」
「なんだ…お前の生徒か…」
知ってるくせに…
翔さんは俺から出て行くと、裾をさっと直した。
「あ…翔さ…」
「またな」
ゆっくりと翔さんが歩いて行く。
その背中を見送る潤を引き寄せた。
身体が熱い…まだ足りない…
「潤…来て…?」
潤は青い顔のまま、俺に覆いかぶさった。
着物の裾を開くと、既に潤は滾ってて…
その滾りを握りこんで、自分の腰をずらすと、潤の腰が勝手に動き出した。