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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第59章 モノの子scene2


髪に触ると、真っ白の髪で…


どうしたの…ぼく…こわい…


「そんなに怯えないで…和鬼…」


翔鬼がぼくの頬に触れる。


「翔鬼…こわい…」


「大丈夫…怖くないよ…」


そう言うと、優しくぼくを胸に抱いた。


「待っていたよ…和鬼…」


「翔鬼…」


優しく翔鬼は僕にくちづけた。


「あ…翔鬼…」


「和鬼…大好きだよ…」


「翔…」


手が、足が…翔鬼に絡みつく。


ぼくの意思とは関係なく、まるで誰かに乗っ取られたみたいに…


「ああ…和鬼…」


翔鬼の身体が熱くなった。


赤い鬼火が見えた。


鬼火に気を取られていたら、目の前の翔鬼が、真っ赤な塊になった。


長い赤い髪をバサリとたなびかせた。


目が…赤い


頭には一本の角…口の端から伸びる牙。


翔鬼の、本当の姿。


「翔鬼…」


「お前が欲しい…和鬼…」


「ああ…翔鬼…」


翔鬼の熱い胸に抱かれたら、身体がますますぼくの思うとおりに動かなくなった。


翔鬼の首に手を回して、身体を引き寄せると、またくちづけた。


翔鬼はぼくを地面に寝かせると、僕の着物を脱がせた…


それから…翔鬼とぼくは、ひとつになった。
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