第7章 華落 2
勝手に這い上ってくるそれを、俺はどうにもできずにいた。
また、翔にぃの手が動いた。
今度は腿から、俺の股に手が吸い込まれていった。
「あ…いや…翔にぃやめて…」
「そんな声…出すなよ…」
翔にぃの息が上がっている。
「そんな…女みたいな声…出すな…」
そのままソファに押し倒されて…
翔にぃの熱い腕に抱かれて、俺は何度も果てた。
翔にぃが入ってきた時、頭に電流が走ったかと思った。
気持ち良いのか、忘れたいのかわからず、ひたすら翔にぃにしがみついていた。
気がついたら夢中で翔にぃの唇を貪っていて…
そのたくましい腕の中で、俺は意識を失った。
それからも、俺は同じ学校に通った。
あいつらは、俺をみるとニヤニヤして近づいてきた。
昼休みには、倉庫に連れ込まれ。
移動教室の途中で、空いている教室に連れ込まれ…
俺は休まる暇がなかった。
翔にぃにも何度も抱かれた。
翔にぃが、俺のこと好きじゃないのなんてわかってた。
ただ、あいつらのこと忘れさせてくれるのは、翔にぃの腕の中しかなかった…
何度も、何度も俺は足を開いた。
それがどんなに惨めなことかわかっていながら…
それでも俺はやめることができなかった。