第7章 華落 2
「ほんと…お前…色が白いなぁ…」
いつの間にか、内腿に手が這っていた。
その気持ち悪さに気を取られていたら、腰をぐいっと持ち上げられた。
べっと唾を後ろに吐きかけられた。
何度も何度も、唾を吐きかけられたら、同級生が自分のモノをそこに押し付けた。
「へへ…お前、バージンだろ…?俺が貰ってやるよ」
「や…やだ…何するんだよ…やめろよ…」
「うっせーな…黙れよ」
「やめろーーーーーーーーー!」
気がついたら、雨ざらしで通路に倒れてた。
制服は引きちぎられ、下半身は丸出しで。
身体は汚い雨にまみれてた。
このままじゃ…帰れないな…
かあさんに心配かける…
どうしよう。
携帯を手にとって、思い浮かんだ人…
電話を掛けると、すぐ繋がった。
『もしもし?和、どうした』
「翔さん…」
『ああ…あれ?もしもし…?』
「翔にぃ…」
『和?』
「助けてぇ…」
それから翔にぃが迎えに来てくれて。
翔にぃのマンションに連れていかれた。
暖かい風呂に入れてくれて…
何があったのか聞かず、ずっと俺の頭をなでていてくれた。